
海には金属の体を持つ生き物が生息していて、近年絶滅危惧種に指定された事を知っていますか?
ウロコフネタマガイはインド洋の深海にある熱水噴出孔に生息する巻貝であり、硫化鉄の鱗を持ち、鱗の足がある生物としてスケーリーフットと呼ばれていますよ。
ウロコフネタマガイは熱水噴出孔の硫化水素から栄養を摂取しています。
ウロコフネタマガイの鱗の硫化鉄は磁性があり、軟性が強くて強度も高く軽いという特徴があると言われているため、アメリカではウロコフネタマガイの金属を軍事転嫁するための研究も行われているそうです。
個体が採取されて飼育が試みられましたが、ウロコフネタマガイは酸素があると生きたまま錆びてしまうという特性があるためどれも弱てしまい、あまり長生きしなかったのです。
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