
金属に触れると、室温に関係無くヒンヤリと感じると思います。
このように金属に触れた時に冷たく感じるのは、金属の「熱を伝わりやすい」という性質が関係しているのです。
そもそも人が自分の体温よりも低い温度のものを触った時に「冷たい」と感じるのは、手から熱が奪われている為です。
金属を冷たいと感じるのもそれと同じです。金属は熱が伝わりやすいため触れた手の熱も急速に奪います。
手の温度が急激に下がるのでより「冷たい」と感じやすいのです。
実際、熱が伝わりにくい木に触れてみると、手から木に熱が移動する早さは遅いため、温かく感じることが多いです。
また、金属の中にも熱が伝わりにくいものがあります。代表的なのはチタンです。
そのため、チタンに触れると他の金属を触れた時よりもあまり冷たさを感じることはありません。
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