
マグネシウムは地球上に非常に多くある物質で、私たちの身近にもよく目にすることがありますが、金属でありながらも融点が600℃と低く、ロウソクの火でも燃やせてしまうほど燃えやすいという体質があることが、材料として使用するための大きな課題とされてきました。
しかし、近年この欠点を解消した新しいマグネシウム「不燃マグネシウム合金」が誕生しました。
今までは燃えやすいという欠点が邪魔をし、本来様々な用途に使えるはずのマグネシウムの用途が限定されてしまっていましたが、不燃性のマグネシウムが誕生したことで、今後更なるマグネシウムの活躍が期待されます。
今までも「燃えにくい」マグネシウムはあったものの、850℃が燃えない限界でした。しかし、この不燃性マグネシウム合金は1100℃を超えても燃えることは無く使えることから、「不燃」として安全性も向上しているそうです。
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